SENBA VOGEL

  • Facebookのプロフィールページへ
  • Twitterのプロフィールページへ
  • Flickrのプロフィールページへ
KORETTEBA AGENCY
サウンド・スケッチという名の呑み会

サウンド・スケッチという名の呑み会

会社近くに借りたワンルームは、古くから繊維の街として栄えた南船場にある。現場は古い雑居ビルの3階。もともとテナントとして貸し出されてたんやろうか、生活空間としては少々歪な形で、女子にはどの方角から見ても指示されるようなもんではない。でもそんな違和感に魅せられて僕は借りたんやと思う。そこで、またへんてこな組み合わせのオッサン3人が夜な夜なビール片手に集合。

特にテーマも無く気軽に日にちだけ決まり、若かりし貴重な時間を音楽に捧げた僕と科野兄やん。注ぎ方は科野兄やんのほうが明らかにぶっ飛んでるんやけどね。ジャンルも違えば年も同い年では無いねん。そんな2人は偶然にも会社が向かい同士。でも仲良くなったきっかけはやっぱ音楽の話やったような気がする。んで今回の写真も頂戴したヒッシーこと菱田ちゃん。(前回の記事で紹介してるからまた見てね


_MG_9643.jpg

_MG_9634.jpg

_MG_9651.jpg

科野兄やんは、某高校を卒業して音楽仲間の1人が神戸の震災で失ってしまって、その仲間の為にもテクノを極めようと決意し、単独渡米の音楽武者修行に。数年本場の音と文化を持ち帰り、一時期は現場でプレイもしてたけどその頃の日本のテクノはまだまだ未熟な市場やったから生業にすること無くクリエイターの世界へ。今はコピーライターとして活躍中。一言でいうと変人。
今回は、IDJ2(iPodでプレイできる機会)で渋い音鳴らしたあと、「サウンド・スケッチ」と名付けられたライブ感覚での音制作。ま〜本場の音は良かったし渋かった。


_MG_9641.jpg


ヒッシーは、まだベールに包まれてる部分もあるんやけど、僕の仕事(WEBクリエイト)で知り合ったプロカメラマン。幼少の頃はオーストラリアに住んでいたらしくいわゆる帰国子女ってやつ。
僕はこのカメラマンの撮る写真が好きで好きでたまらん。
まっすぐで、下ネタとかすると苦笑いするタイプ。僕も科野兄やんもドロドロの腐敗臭がするようなトークは得意なんやけど、ヒッシーの前では遠慮してる感がある。でもそんなヒッシーのピュアところが好きなんかも。
(今回攝り手側の為写真が無い・・・)

_MG_9639.jpg

んで僕、今回はまだまだ不揃いのレコードを1曲をハナからケツまでプレイするスタイルで60s Jamican Rock Steady ...calypso あとその他諸々をかけさせてもらった。

結局、テクノからロックステディー、坂本龍一・桑田佳祐・松田聖子まで音のぶつけ合いのと最後はサウンドスケッチで全員、音の深みへどっぷり・・・でも30歳過ぎてこんな集まりがあってもえーやんかー。。。って思える夜やった。

どうぞ次回参加ご希望の方はこちらまで気軽にご応募下さい。  http://twitter.com/takeinoweb


_MG_9661.jpg


2011年8月28日 02:30